こんにちは、奥村奈緒美です!
今日、新聞の読者の投稿欄を読んでいたら、近江商人について学んだ高校生が「三方よし」は素晴らしいので見習いたいという主旨のことを書いていました。
恥ずかしながらこの「三方よし」を知らなかったのでちょっと調べてみました。
売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならない。三方良しの理念が確認できる最古の史料は、1754年に神崎郡石場寺村(現在の東近江市五個荘石馬寺町)の中村治兵衛が書き残した家訓であるとされる。ただし、「三方よし」は戦後の研究者が分かりやすく標語化したものであり、昭和以前に「三方よし」という用語は存在しなかった。
Wikipediaより
おお!これは現代のビジネスにも通じますね!
他にも自分だけが利益を追求しないような思想や行動哲学があるようで、もう少し近江商人について調べたくなってしまいました。
さて「三方よし」で一番注目したいのが、「商いを通じて社会貢献をしなければならない」という部分です。
まず「売り手よし」だけというビジネス。これはそもそもビジネスとは言えませんよね。
先般のAmazon詐欺の騒ぎなんかはこれに当てはまるかもしれません。
っで当たり前のビジネスが「売り手よし」と「買い手よし」の《二方よし》ですね・・こんな言葉があるのかはさておき、これは取引する双方が満足していて良いですよね。
普通ならここで完結するところなのに、さらに「社会貢献」をするという思想は本当に見習いたいと思います。
日本では寄付をするってまだあまり馴染みがないですけど、アメリカなんかの富豪は収入の数パーセントは慈善団体に寄付をすることが当たり前だといいますが
260年以上も前からこのようなギブの精神を持っていたからこそ商売もうまく行き、現代でも「近江商人」という名前も語り継がれるんでしょうね。
三浦さんも常々、ギブの精神がない人は稼げないと仰ってます。
私も【他の誰かに、あるいは社会に与えられるものは何か】を考えながらビジネスをしていきたいと思います。
では、また!